真珠の養殖も行われている相島
その作業所のような場所の裏に茶色の雄猫がいた
すこし入り込んだところにいたので、足を踏み入れることはしなかった
声をだして呼んでみたが無反応だったので、あきらめてまた次の猫を探そう・・・
そう思ってここを離れて歩き出したときに、背後から「にゃーん」との声が聞こえる
愛想が悪く思えたこの猫はどうやら僕にかまってほしくなったみたいで、僕の後をついてきた
どうやら懐っこい猫で、例のごとく足元にすりすりと寄ってくる
しかし、自分が撫でようと手をだすと、その手にネコパンチをしてくる
本気なのか遊びなのか、よくわからない
すこしやんちゃな猫であることは間違いない
あくびの瞬間
僕に「なにか美味しいものをちょうだい!」とねだっているようにも見える
どうやら僕と遊ぶのも飽きたようだ
さて、次の猫を探すとしよう